少しでもできると気になるのがシミ。シミができていなくて真っ白な肌って憧れますよね。
あんな風になれたらいいな~と美白化粧品を使う人も多いでしょう。
ですが、少し前に美白化粧品が問題になりましたよね。
美白化粧品を使う際には気をつけなくちゃいけないこともあるんです。
シミの種類と原因
一般的なシミは「肝斑(カンパン)」と言われるもので、日焼けなどによる皮膚に沈着してできるものです。
メイク用品の毒性によっても出てきます。特徴としては、褐色で額や頬、目や口の周りに左右対称にできます。
老若男女で子供から大人までできるのが「そばかす」です。メラノサイトという細胞が日焼けによって変質してできるものです。
色が濃くなる恐れがあるので、紫外線に浴び過ぎないようにしましょう。頬や鼻の周りにできますが、手足など体にもできます。
ニキビやかぶれ、やけど、アトピーなどの炎症によるものは「炎症性色素沈着」と呼ばれます。顔だけではなく、全身にできます。
強い日光を浴びてから1~3ヶ月後頃に多く現れ、豆粒くらいの大きさのシミ「花弁状色素斑」と言います。背中から肩にかけて出ます。
その他肌が老化した時にでるシミもあります。また、女性ホルモンなどの影響にもよってシミができることもあるそうです。
美白化粧品を上手に使う方法
今主流の美白化粧品には大きく分けて3種類の方法があります。
メラニンを漂白するタイプ
漂白剤を使って表皮のメラニンを漂白します。
メラニンの合成を抑えるタイプ
アスコルビン酸(ビタミンC)などの酸性物質をメラノサイトの細胞そのものに浸透させ、メラニンを作りにくくさせる方法です。
メラニンを作るメラノサイトを壊すタイプ
ハイドロキノンのような薬品を使ってメラノサイト細胞を破壊する方法です。
強い薬品を使うため、医薬部外品として販売されています。
これらの化粧品には、浸透剤つまり合成界面活性剤が使われています。
ですので、薬品が皮膚内に入り、漂白効果はあります。
ですが、これらの毒性は他の部位細胞にまで影響を及ぼします。
使い続けていると皮膚の奥深くまで毒性が入り込み、肌の健康を奪う可能性があるので注意が必要です。
シミは守ろうとする防御反応なので、毒性の強い化粧品で皮膚バリアが壊れるとできると言われています。
正しいスキンケア方法を知っておいた方が良いでしょう。
安全にシミをはがしていきましょう
シミを取るのに美白化粧品を使ったり、ピーリングなどを行う方も多いのではないでしょうか。
しかしそれらは何かと肌に負担がかかってしまう方法です。
シミを取るだけではなく、シミができていない部分までトラブルを起こしてしまう恐れもあります。
皮膚は一定の周期で新陳代謝によってはがれて新しい皮膚になります。
即効性ばかりに目を向けるのではなく、土系の剥離性パックや蒸しタオルなどを利用し肌のサイクル速度をアップさせ、古い皮膚を薄くはがしていきましょう。
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